【アーユルヴェーダ(aayurveda)】
アーユルヴェーダ(aayurveda)という言葉は、サンスクリット語の「アーユス( aayus 生気、生命)」と「ヴェーダ(veda 科学)」の複合語。
その起源は紀元前1000~1500年前までさかのぼれる。医学のみならず、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含んでいる。
しかしながら、長い伝承の間にインド各地にちりじりになったり、各流派に分かれたりした。また秘伝として隠匿されたりした。
それを何とか体系化したいと立ち上がったのがマハリシ・マヘーシュ・ヨーギ(1911年~ )で、インド各地からアーユルヴェーダの研究者を集め、「マハリシ・アーユルヴェーダ」として復興した。
【アーユルヴェーダ(aayurveda)の基本的な考え方】
アーユルヴェーダ(aayurveda)では、体内に目に見えない生体エネルギーが流れており、それがバランスを崩すことで病気になると考えられている。
バランスを崩す原因として
・毒素にが体内に留まること
・心の状態が不安定になることがあげれている。
これを改善するために
・その人の体質(ドーシャ)を診断する
・その人の体質(ドーシャ)にあわせて排毒法(バンチャカルマ)を行う。
・精神的な排毒(心を安定させるための)瞑想
・食事や睡眠などの生活習慣の改善を行う
こうした治療法をとおして体のバランスを改善することをめざすのが
アーユルヴェーダ(aayurveda)である。
【体質(ドーシャ)】
・ヴァータ体質
風のエネルギー(運動エネルギー)
すばやく軽快で、手足の冷たい人が多い。
性格的には気分が変わりやすく、衝動的。
・ピッタ体質
火のエネルギー(変換エネルギー)
快食快便で体がやわらかい。寒さに強いが暑さに弱い
性格的には情熱的、知的、完ぺき主義
・カパ体質
水のエネルギー(結合のエネルギー)
体力、持久力があって、体格がいい。
性格的には、献身的で情にもろく辛抱強い。
これらの体質がどの人もあるが、その人にとっての理想のバランスがある。
そのバランスが崩れた時に病気になるというのが、
アーユルヴェーダの基本的な考え方。
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