【催眠療法(さいみんりょうほう)とは 】
催眠療法(さいみんりょうほう)とは、Hypnotherapyの訳語で、催眠を用いる心理療法の一種である。
催眠誘導によって、催眠状態に導き、適切な暗示を与えることによって心身の問題へアプローチする。
また現代催眠では、自然な会話を通して催眠状態に誘導し、間接的に暗示をしていく。
心身の様々な問題のほか、過食などの嗜好の改善にも役立つ。
催眠療法を実施する医師はさほど多くない。
一方医師以外で催眠療法を行うものは全国で多数存在するが、療法家によって能力のばらつきが大きく、施術者の質は保証されない。
なぜなら催眠療法は能力が客観化しにくいこともあって、特に資格が無くても行なうことができるためである。
そこで欧米では、療法家が協会を結成し、倫理綱領を作ってお互いに一定の質を保証しあうという仕組みが一般的になっている。 言うまでも無く、医師免許や博士号の有無が必ずしもその療法家の能力を保証するものではない。
日本で権威があるとされている資格としては、日本催眠医学心理学会認定の「催眠技能士」がある。
また基本的に、学会に所属している学会員がテレビなどに出演することはない。
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